01 文書
Bourdeaux は、バタヴィア共和国の外務担当官 Maarten van der Goes に書き送った。R1944 の DECODE の2枚の画像には約110の数字の群があり、それぞれ数字の上に横線、チェック、波、点、十字のいずれかが付いている。続いて結びの「à bien respect」と彼の署名がある。DECODE はノーメンクレーターを数字のものとし、「likely devised by S. E. Croiset」、すなわちオランダ外務省の暗号係の考案によるものらしいとしている。
02 R1946 に綴じられた平文の写し
巻の中で次にある1801年2月7日付の急報が DECODE R1946 である。その3枚目の画像はこの手紙の一部ではない。「Van den Chargé d’aff. Bourdeaux」という見出しと番号16、R1944 の日付をもつ平文の紙である。結びは「(get.) Bourdeaux」で、これは外務省の写しの geteekend(署名あり)であり、R1944 の294のすぐ後の丁番号295のスタンプがある。
03 本文
N°. 16. Berlyn 31 January 1801.
De Heer van Rosencrantz verzekert de eigentlyke oorzaak van zyn renvoy te ignoreeren. Hy veronderstelt dat zyn Cyffer door middel van een bediende is genomen, en gecopieerd geworden, waar door dan zyne Gevoelens zyn bekend geworden. — Vry positiever meldt Lusy, dat het bureau, waar in zyn Cyffer was, is geforceerd geworden. — Het is om die reden, dat men den Heer Schuer, in N°. 13 gementionneerd, heeft willen naar Petersburg zenden om een nieuw Cyffer over te brengen.
(get.) Bourdeaux
訳。 van Rosencrantz 氏は、自分が解任された本当の理由は知らないと断言している。彼は、自分の暗号が召使いによって持ち出されて写され、そのようにして自分の見解が知られるようになったのだと推測している。Lusi は、彼の暗号が保管されていた机がこじ開けられていたと、はるかに断定的に報じている。そのために、第13号で言及した Schuer 氏を、新しい暗号を運ばせるためにペテルブルクへ送ろうとしたのである。
人物は刊行物からではなく文脈から同定した(評価 C)。Rosencrantz は、パーヴェル1世が1800年末にサンクトペテルブルクから追放したデンマークの外交官 Niels Rosenkrantz である可能性が最も高い。Lusy は当地のプロイセンの使節 Spiridon Lusi 伯である。Schuer は同定されていない。
04 残る課題
- 平文の紙はすべての語が判読できる(評価 H)。暗号はそれと照合して解読してはいない。群は印を含めて転写されておらず、鍵も DECODE の鍵の記録の中に見つかっていない。平文の紙と暗号は、番号、日付、差出人、連続する丁番号を共有しているので、同定は確実である。群ごとの整列を行えば、鍵の一部も復元できるだろう。
- Schuer を紹介している第13号急報は見つかっていない。
05 出典
- Nationaal Archief, The Hague, 2.01.08 Ministerie van Buitenlandse Zaken 1796–1810, inv. 257:DECODE R1944(暗号、fol. 294)と DECODE R1946 の画像3(平文の写し、fol. 295)。画像の閲覧には DECODE へのログインが必要。
注記:リポジトリ内の targets/R1944/。
